国の消費喚起策「Go Toトラベル」が、今月22日から始まるなか、大阪や京都と和歌山の観光地をむすぶJR西日本の特急列車「くろしお」に、パンダのイラストをデザインした車両が加わることになり、19日、公開されました。
パンダくろしお」は、JR西日本とジャイアントパンダの飼育で知られる和歌山県白浜町の動物公園「アドベンチャーワールド」が観光客を呼び込もうと共同で手がけたものです。車両の前面には、大きなパンダの顔がラッピングされ、頭の上には子どものパンダが乗ったデザインになっています。これまでの「パンダくろしお」と同じく座席のヘッドカバーにはパンダがあしらわれ、乗車するとパンダが出迎えてくれるような雰囲気です。
新たな車両は、大阪や京都と和歌山県の観光地、白浜・新宮方面を結ぶ特急「くろしお」として、今月23日の祝日から運行を始めます。
JR西日本和歌山営業部の上段貴司部長は「新型コロナウイルスへの懸念はあるが、安心して乗車してもらい、和歌山に来てほしい」と話していました