仕事のために日本に来るベトナム人の実習生、会社員にとって大事なことはどうやってベトナムの家族へお金を送れるかということでしょう。
また、それに関しては、留学生も同じで特に、日本では家族にお金を送ることを仕送りと言います。海外送金はいろいろな種類があり、悩みます。
海外送金には手数料は掛かります。よく考えないと高額な費用で稼いだお金が少なくなります。
今回のコミトモ記事ではベトナムに送金したいみなさんに国際送金サービスを紹介しましょう。
SBI Remitを利用してみる
SBI Remitは在日ベトナム人が一番よく使っている国際送金会社です。「SBI Remit VietNam」のフェイスブックページを検索して、ベトナム語でメッセージを送るとベトナム人のスタッフがサポートしてくれます。
送金カードを作るためには
送金カードを使えばゆうちょ銀行のATMだけで送金ができる為、非常に便利です。
送金カードを作るためには、SBIに問い合わせした際スタッフ、カード作成の為に自分の情報や受け取り人の情報を提供し教える必要があります
銀行で直接現金(USD)を受け取るか、銀行口座(VND)の振り替えで受け取るかを選択することが出来るので、どちらかを選びます。
送金を行う人が教える情報として
- 氏名、メール、電話番号(ある場合)
- 在留カードの両面写真(有効のカードのみ)
- 自宅(勤務先)の住所
お金を受け取る人の情報を教える内容として
- 氏名
- 生年月日
- 送金する人との関係
- ベトナムでの住所
- 銀行名・支店名、口座番号(通貨がVNDの口座のみ)
送金カードはいつ届くのか
情報をシステムに登録できたという通知があってから送金カードが作られ、7日~10日以内にみなさんの在留カードに記載している住所に郵送されます。カードの使い方と手数料などはベトナム語の案内資料があるので、自分でゆうちょ銀行のATMで操作できます。
ベトナム人がよく使っているもう一つの国際送金サービスはDCOMです。
フェイスブックの「DCOM Vietnam – Chuyen tien nhanh」というページで、ベトナム語での問い合わせができます。ベトナム人スタッフは詳しく案内してくれます。
また、ベトナム語のウェブサイト(https://www.sendmoney.co.jp/Guidance.php)でも会員登録の案内があるので自分で登録できます。
賢い送金方法と注意事項
送金会社は毎年12月にみなさんの1年間の送金した金額と送金の明細を記載する証明書をみなさんの住所に郵送します。その証明書は年末調整に必要な書類なので、大事に保管して会社や組合に提出してください。
SBI Remitの送金カードは一人1枚以上作れますので、2、3枚以上作ってください。なぜなら12月までに扶養家族の2、3人以上にお金を送ると、人数が多いほど税金が多く戻してくれるからです。
(これは日本で言う節税対策です。) 日本人も税金や保険に加入し年末になると同じように年末調整で、税金分が還付されてます。
注意点としては、毎月必ずベトナムにいる扶養家族の全員にお金を送る必要がなく、送る金額も決まっていません。1年間に扶養家族である人にお金を送った金額が重要になります。
さらに、もう一つ大事なことは自分の送金カードを他の人に貸したり、譲ったりすることは日本の法律で禁じられています。
(自分の預貯金の口座や送金カード貸したり、フェィスブックで販売したりすると日本では犯罪にこのような預金口座が利用されるため警察や裁判所も結構厳しい判断をしますので危ない話は気をつけて下さい。)
送金料や手数料が安いというサービスもありますが、実は会社ではなく個人でやってる危ないサービスや、他の人を経由して多量の金額を送る人もいますが、これも犯罪です。
カードや会員登録の手続きが面倒でも、必ず送金会社のサービスを利用しましょう。これから入管法が日本では変わります。このような違法行為はこれから更に厳しく処罰されます。
フェイスブックでやり取りしてる内容も日本のブログや情報等でニュースになっています。留学生は学業をする為に入国し、実習生は働き学ぶ為に日本に来てます。
犯罪に巻き込まれる可能性のある甘い話やお金が儲かる話は十分に気を付けた方がいいです。
送金の重用なこと
送金会社のホームページやフェイスブックでは毎日最新の為替レートがアップデートされますので送金の前に必ずチェックしてください。
日本円のレートが高い日に送金するとお得です。為替を知ることで、経済的に自分の財布からお金が出ていくだくだけでなく、学ぶことで物価や株等に関しても知識をつけることもできますので、ただ送金一つかも知れませんが、重要なことなので勉強してください
一番重要なことして
技能実習生がネット犯罪に巻き込まれることが一番多いので注意!
技能実習生の中には、フェイスブックとかの勧誘で銀行口座を他人に譲渡したり、不正送金先口座から現金を引き出す等の事例がありました。当然ながらこのようなことが発覚すると逮捕されます。
自らの行為が犯罪になるとの知らない為、お小遣いもらえるからと思い実は事件の犯行に加担する場合や、犯罪と知りながら、「友達からの依頼だったから大丈夫と」犯罪になるケースもあります。
海外送金はフェイスブックで申し込みは簡単にできます。よく考えて使う節税や安く送金もできます。
ただ、気をつけてほしいのは、自分の口座が犯罪に使われないこと、知らなかったと言っても強制退去の可能性もあります。また帰国の際も口座の解約を手続きをするように、国際犯罪に使われると自分は帰国したから大丈夫だよ。そんな訳にはいきません。