日本語能力試験にはN1、N2、N3、N4、N5の5つのレベルがあります。一番優しいレベルがN5で、一番難しいレベルがN1です。JLPTは、当然受験していくなかで、これから企業で働く中ではBJTやJ.TESTのようなビジネス的な資格が求められてくると思います。どのような日本語検定があるのかまとめてみました。
試験名・略称 | 試験回数 | 受験料 |
日本語能力試験 JLPT | 年2回(7月・12月) | 5,500円 |
ビジネス日本語能力テスト BJT | 随時 | 6,999円 |
実用日本語運用能力試験 TopJ | 年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月) | 5,000円 4,000円 |
日本語NAT-TEST | 年6回(2月・4月・6月・8月・10月・12月) | 4,500円 |
生活・職能日本語検定 J-Cert | 年4回(3月・5月・9月・11月) | 5,000円 4,000円 |
実用日本語検定 J.TEST | 年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月) | 4,300円 |
標準ビジネス日本語テスト STBJ | 年4回 | 不明 |
実践日本語コミュニケーション検定 PJC | 随時 | 4,900円 |
J.TEST実用日本語検定
J.TEST実用日本語検定は、外国人の日本語能力を客観的に測定する試験として、1991年から実施されています。会社員、留学生、日本語学校生など、年間約5万人が受験しています。試験は年6回実施されます。中級~上級者向けの「A-Dレベル試験」と初級者向けの「E-Fレベル試験」、ビジネス向けの「ビジネス試験」があります。受験者全員に成績表が発行されます。規定の点数に達した場合には、認定証が発行されます。
BJTビジネス日本語能力テスト
ビジネス場面で必要とされる日本語コミュニケーション能力を測定するテストです。毎日実施しているのが特徴で、受験の予約も毎日できます。外国人採用を積極的に行う日本企業が増えてきましたが、こうした企業が透明性の高い人事制度にするための指標としてBJTを活用しています。外国人が日本に入国するための「在留資格認定証明書交付申請」において、BJTの結果を日本語能力試験と同様に審査の参考として活用できます。
日本語NAT-TEST
日本語NAT-TESTは、1989年に最初の試験が実施されて以来、日本国内だけでなく、中国や台湾、韓国などの海外でも年2回実施されてきた「日本語学力テスト」のノウハウにもとづいて作問されております。日本語学力テストは、多くの日本語学校・日本語教育施設では授業の一つとして採用され、学生の成績評価や進路指導などに積極的に利用されています。ベトナムのホーチミン・ダナン・ビン・ハイズオンでも試験が受けられます。
まとめ
日本の会社に勤めてますと、学校でたくさん勉強したから、もう会社員になったから勉強したくないとか言う人がいますが、やはり資格はその人のスキルを象徴するもので、勉強した方がいいと思います。日本の外国人留学生の雇用が増加する中では、日本語検定にチャレンジしてみてください。