簡単にお金が貯められる日本のチケットショップ活用方法

日本で買い物をすると、店でポイントカードやクーポン券をもらうことが多いのではないでしょうか。たくさん買い物をしてポイントを貯めると割引が効いたり、クーポン券をもらうと次に買い物をするときに特定の商品が無料になったり、うまく活用することで節約になります。ただこうした方法は手間や時間もかかります。もっと簡単にお金を貯める方法として、おすすめなのがチケットショップの活用です。詳しく説明していきましょう。

割引価格で旅行が楽しめる

駅の近くなどでよく見かけるのがチケットショップ、あるいは金券ショップといわれるチケット販売センターです。「大黒屋」などがよく知られています。こうした販売センターに行くと、映画やコンサートのチケット、電車や飛行機の切符、商品券などが正規の価格よりも安く手に入ります。

たとえば、JTBの旅行券は、旅行会社でのツアーや航空券、ホテルなどの申し込みや、提携している旅館やホテルでも使うことができます。通常価格で1,000円が975円で販売されているなど、一見するとわずかな割引のように感じることもあるでしょう。

しかし、旅行で数万円かかることを考えると、チケットショップで入手した旅行券を上手に活用すれば節約になります。もし、有名レストランで食事をしたいなら「シェフグルメカード」を使うことができます。チケットショップで通常価格が500円のものが、476円で販売されていたりします。

株主優待券で30パーセントの割引も

チケットショップは「株主優待券」も販売しています。これは、企業の株を所有していると配当される商品割引などの優待券なのですが、こちらも安く販売されています。例えば、眼鏡やコンタクトレンズを扱う「メガネスーパー」の株主優待券を持っていると、商品が30パーセント引きになります。これがチケットショップで、200~500円くらいの値段で売られているのです。

もし、10,000円の眼鏡を買いたいなら7,000円になるので、株主優待券を500円で購入したとしてもかなり安くなりますね。航空会社の株主優待券は飛行機の運賃が半額になるなど、特典も大きいので人気があります。その結果、すぐに売り切れたり、株主優待券の値段が高くなったりすることもあるようです。

入園券や入場券は特におすすめ

日本に住む人のなかでも、日ごろから節約を意識している人はチケットショップをうまく活用しています。たとえば、東京と大阪をよく行ったり来たりしている人は、新幹線の優待券を購入したりしながら少しずつお金を貯めています。

中でも節約の王道と言われているのが、子どもが喜ぶ動物園の入園券や水族館の入場券などのチケットで半額以下で入手できることがあります。

また、使用期限があるチケットや金券は使用期限が近づいていると、価格が下がります。例えば、東京ディズニーランドの入場券である「1デーパスポート」は通常7,400円ですが、チケットショップに行くと「オリエンタルランド株主優待券」が7,200円で販売しています。

このままでは割引率が2.7パーセントにしかなりませんが、もし、使用期限が2週間以内のものであれば、価格が5,900円程度に下がるのです。すぐ使うことがわかっていれば割引チケットを手に入れる価値が十分あります。

小さな割引券でも特になる

日本語で「チリも積もれば山となる」ということわざがありますが、日常よく使うものなら小さな割引券でも長い目でみて得になることがあります。たとえば、マクドナルドのコーヒー券がチケットショップでよく販売されています。

マクドナルドはたくさんの場所にあるので、待ち合わせや少し休憩したいときなど頻繁に使うことができます。もしマクドナルドのコーヒーの割引券を持っていて、よく使うのであれば一回ごとに少しの割引でも、結果として大きな節約になるかもしれません。

まとめ

意外に多くの人に知られていないチケットショップですが、上手に活用することで、節約の効果が大きくなります。ただ、チケットショップで、いつも自分が欲しいチケットや金券が売られているわけではありません。

できれば定期的に足を運んで、どのようなものが販売されているかを確認するようにすると人気の株主優待券などが手に入るかもしれませんね。賢く、楽しく、お金を貯めるためにもチケットショップをぜひ活用しましょう。