日本のスーパーで食材を買う前に知っておきたい知識や注意点

食材が豊富にそろっている日本のスーパーマーケット。しかし、買い物のマナーなど慣れないと戸惑うこともあるかもしれません。まとまった量を安く購入したい、あるいはベトナムの食材を探したいといった、悩みも出てくることでしょう。そこで、日本のスーパーで食材を買う前に知っておきたい知識や注意点をまとめました。

日本のスーパーマーケット

日本には数多くの大型スーパーマーケットがありますが、それぞれの店舗で新鮮な食材、安い食材、セールのタイミングなど違いがあります。もし、大量の食材をできるだけたくさん購入したいという場合、おすすめなのは『肉のハナマサ』です。

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に展開している、業務用スーパーである肉のハナマサは、まとまった量を、安い値段で購入することができます。毎月29日は29(ニク)にちなんで、大セールもあります。ほとんどの店舗が24時間営業なので、便利ですね。

とくに肉のハナマサの人気店として、多くの人が集まるのは大久保と西新宿の2店舗です。まとめ買いをするなら、種類が豊富で、肉も豊富な種類を扱っており、そのほかの食品も手ごろな値段です。

いつまで食べられるの?

日本では、さまざま法律によって、食物の有効期限が決められています。日本で食べものを買うとき、いつまで食べられるのかを示す、有効期限がどこにあるのか、わかりにくいかもしれません。食材を購入するときに、有効期限などがどこに書かれていて、どのように解釈をすればいいのか、紹介していきましょう。

賞味期限

食品の日付の表示を見ると、「賞味期限」と「消費期限」があることに気づくでしょう。まず賞味期限から説明します。賞味期限は「食べものがおいしく食べられる期間」を意味しています。 スナック菓子やカップヌードル、冷凍食品など、すぐ腐らない食べもの、または長く保存できる食べものに記載されていることが多いです。

こうした食材は、しっかりと保存されていれば、賞味期限の日付が過ぎていても、食べることは可能ですが、風味が落ちてしまったり、保存がきかなくなったりすることもあります。

消費期限

それに対して消費期限は「この日付けを過ぎると食べられない」という表示です。魚や肉など、生鮮食品に記されていることが多いです。野菜や果物は鮮度を自身で確かめるようにして、なるべく早く食べきるようにします。

スーパーは、品ぞろえや陳列に気を配って、買い物客が選びやすいように食品を配置しています。選ぶときは、触って確かめたくなる気持ちもありますが、できるだけマナーを守るようにしましょう。選ぶときの注意としては、なるべく何度も触らないようにすることです。

そして、一度手に取ったものを返すときは、元の場所に戻すようにしましょう。食品を指で押したりして、力を加えるのはマナー違反ですので、気をつけてください。子どもを連れて行くときは、食品に手を触れないよう気をつけてあげましょう。

レジ待ちで気をつけたいこと

レジの前に列ができていたら、一番後ろに並び、割り込みをしないようにしましょう。また、会計を済ませる前に商品を開封したり、食べたりするのは禁止です。店によっては、買う商品数が少ない人のための特別レジや、自身で袋詰めや会計をおこなうセルフレジを用意していることもあります。

最近では東京都を中心にセルフレジと呼ばれる無人レジも少しずつ増えてきました。日本語が不安でも機械なら少し安心ですよね。操作方法に困ったら店員が近くにいますので相談もできます。また、スーパーの多くは、店内や商品の撮影を禁止しています。もし撮影したい場合は、お店の人に必ず確認を取るようにしましょう。

買い物袋で注意すること

そもそも、無料だったスーパーの買い物袋は最近、環境に配慮してプラスチックごみを減らす目的で、有料にする店舗が増えています。自分のバッグを持ち込む「エコバッグ」や「マイバッグ」を持ち込む人も多くなりました。

たとえば、大手スーパーのイオンでは、買い物袋の値段が小さなサイズは3円、大きなサイズは5円かかります。コンビニエンスストアは、現在は袋の料金は無料ですが、環境保全の目的で、これから袋の有料化が進んでいくかもしれません。余った買い物袋を折りたたんで、カバンに入れておくのも便利ですよ。

ベトナムの食材を売っているお店

日本で生活していると、ふるさとの味が恋しくなることもあるでしょう。しかし、ベトナムの調味料や食材など見つけにくいものもあるかもしれません。専門の食材店で手に入れることもできますが、わざわざ遠くまで行くのも大変です。

おすすめなのが、駅ビルや大型のショッピング施設など、さまざまな場所で店舗展開している『カルディコーヒーファーム』です。世界各地域の香辛料が販売されており、パクチーラーメンやライスペーパーも購入することができます。

地方に住んでいたり、欲しいものがあらかじめわかっていたりするときは、カルディコーヒーファームのオンラインショップサイトも便利です。楽天市場と提携しているので、楽天市場店から商品を探すこともできます。

まとめ

スーパーでのマナーや食材購入の注意、および便利な情報を紹介しました。日本在住者の方にも探している食材を手に入れる方法を相談してみると耳よりの情報があるかもしれません。日本でも、故郷の味を思う存分楽しんでくださいね。