宅配で荷物が送られたとき、受け取る人が不在の場合は「不在票」がポストに入っています。再配達を申し込むのに必要なので、捨てないようにしましょう。再配達は電話やインターネットなどで連絡をすれば、都合のいいタイミングで再度、家に届けてもらうことができる便利なシステムです。
慣れないと日本語のみの表示でわかりにくい部分もあるかと思いますが、申し込み方法はシンプルですので、ぜひ、流れを知っておきましょう。
不在票の情報が必要

国内、国際郵便や、宅急便で荷物が送られてきたとき、家が留守だったとします。郵便物の場合は「郵便物等お預かりのお知らせ」、宅配便の場合は「不在票」を、配達の担当者がポストに入れておいてくれます。
不在票に書いてある連絡先に再配達を依頼すると、希望のタイミングで再度届けてくれます。自分のスケジュールや家にいる時間などを考えて、時間を指定するようにしましょう。日本の宅配便は指定した時間通りに再配達をしてくれます。
再配達が可能だからといって、何度も再配達を頼むと、配達員に迷惑がかかります。この時間には必ず家にいる確実なタイミングを伝えるようにします。
荷物の預かり期間も、不在票に記載しています。いつまでも預かってもらえるわけではなく、期限を過ぎると送り返されてしまいます。再配達の手続きはなるべく早くおこなうようにしましょう。
当日の再配達も可能
不在を受け取った時間が午前中や午後の早い時間だった場合、当日に再配達してもらうことも可能です。「郵便物等お預かりのお知らせ」や「不在票」に書いてある、電話番号に連絡したり、インターネットにアクセスしたりして再配達の申し込みをしましょう。
あらかじめ日本郵便や宅配会社のLINEに登録しておけば、LINEで再配達のやり取りをすることもできます。再配達を申し込むのに必要な情報は、荷物の番号です。そのほか希望の配達日や配達時間帯を伝えます。
不在票に運転手の携帯電話番号が書かれていれば、そちらに直接電話して、当日の再配達をしてもらうこともできます。同じ日に配達したばかりなので「住所、氏名」を伝えると、すぐにどの荷物か認識してもらえるでしょう。聞かれたら「荷物の番号」なども答えます。
取りに行くことも可能
不在票に書かれている窓口に、自分で受け取りに行くことも可能です。日本郵便の郵便局や、ヤマト運輸や佐川急便の宅配センターが窓口になります。その場合は、事前に郵便物等お預かりのお知らせに記載している「お問い合わせ先」に連絡して、取りに行くことを伝えます(日本語のみ)。
窓口に行くときには、身分を証明するものが必要となります。郵便物等お預かりのお知らせ、印鑑、ご本人様とご住所が確認できる証明資料(在留ビザ、健康保険証など)が必要です。
そのほか、自宅での受け取りが難しい場合は、コンビニエンスストアや勤務先、近所の家などに再配達してもらう手続きを取ることもできます。
日本語に自信がなければFAXも可能
電話でのやり取りに自信がなく、インターネットでの申し込みもよくわからない場合は、FAX で再配達の申し込みをすることもできます。日本郵便の宅配荷物なら、不在票をそのままハガキとしてポストに投函し、再配達を依頼することも可能です。
まとめ
留守にしていたときに、宅配荷物が届くと、再配達をしてもらえるのはとても便利なシステムです。流れを知っておき、不在票が入っていたら、すぐに連絡をし、確実な時間帯を指定して、再配達をしてもらうようにしましょう。